WindowsでPerl/Tk
Windowsでも,制限付ながら,Perl/Tkプログラミングをすることができます.ここでは,ActiveState社のActive
Perlを用いてPerl/Tkプログラミング環境を構築する方法について説明します.
■ 手順
1. ActivePerl のインストール
- ActivePerlのダウンロードページからActivePerlをダウンロードします.OSがマイクロソフトインストーラ形式(MSI)に対応している場合(Win2000,
Win98SE, WinMe),MSI形式をダウンロードしてダブルクリックするとインストールできます.対応していない場合は,ASPackageをダウンロードしてください.
- インストール先は,C:\PERL(デフォルト)が無難でしょう.パスに空白が入らないよう注意.
2.Tkモジュールのダウンロード
3.初期設定
- C:\autoexec.batに次の3行を加える.
set HOME=C:/home (ホームディレクトリ)
set HOMEDRIVE=C: (ドライブ文字)
set HOMEPATH=/home (ホームディレクトリへのパス)
- 再起動する.
4.使用上の制限
- 上の方法で構築したPerl/Tk環境は,日本語に完全対応していません.
- ウィジェットで日本語を使うには,フォント設定が必要です.
- $font=['MS ゴシック', 11, 'normal']; $mw->Button(-font=>$font, -text=>"こんにちわ世界"); のように使います.
- ウィジェットによっては文字化けします.IMEはインライン入力ができません.