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4.8 相互参照

本,レポート,論文では,図,表,文章の一部を 相互参照することがよくあります. LATEXには,相互参照をするために 次のコマンドが用意されています.


\begin{command}
\texttt{\symbol{'134}label}\verb*\vert{\vert\emph{marker}\verb*\...
...ymbol{'134}pageref}\verb*\vert{\vert\emph{marker}\verb*\vert}\vert
\end{command}
ここで,markerは文書作成者が指定する識別子です. LATEXは,\refコマンドを 対応する\labelコマンドで指定された節,小節,図,表, 定理の番号に置き換えます. \pagerefコマンドは, 対応する\labelコマンドが指定されたページ番号を 出力します4.11. 各見出しの目次作成の場合と同じように, 一度行ったタイプセットの結果を用いて番号付けが行われます.


\begin{example}
% latex2html id marker 1922A reference to this subsection
looks like:
\lq\lq see section~\ref{sec:this} on
page~\pageref{sec:this}.''
\end{example}


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Hiroyuki Ohsaki (oosaki@ics.es.osaka-u.ac.jp)