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情報処理I 講義メモ(第10回)
2004年前期火曜1,2限


今日の予定


Excelを用いた表計算(2)

表計算

表計算ソフトは、表形式のデータの管理や計算、分析を行うための アプリケーションプログラムである。 表計算ソフトは、住所録、家計簿、レポートの図表の作成などに便利である。 その他、データを一部修正したことによる再計算、 データの並べ替え、 統計分析、 グラフ作成などが簡単に行える。

表計算ソフト(Excel)の基本

Excel は表計算ソフトの一つである。Windows 上で動くソフトウェアであるので、 Windows が起動していない場合は、まず、Windows(VMware)を起動すること。

練習

     (練習1) 以下の表を B3〜 F6 のセルに入力してみよ。
             右の欄に続けて入力したいときは、TABキーを、
             次の行に入力したいときは、Enterキーを入力する。
                     B      C      D      E      F      G
                 +------+------+------+------+------+------+
              3: |      | 国語 | 算数 | 理科 | 合計 | 平均 |
                 +------+------+------+------+------+------+
              4: | 太郎 |   60 |   80 |   70 |      |      |
                 +------+------+------+------+------+------+
              5: | 二郎 |   70 |   85 |   65 |      |      |
                 +------+------+------+------+------+------+
              6: | 花子 |   80 |   90 |   60 |      |      |
                 +------+------+------+------+------+------+

      (練習2) F4セルに合計を求める式を入力せよ。
                    =C4+D4+E4   または     =SUM(C4..E4)   

      (練習3) F4セルの内容(式)をF5,F6セルにコピーせよ。
 
      (練習4) G列(G4..G6)に平均を求めよ。 
              平均を求める関数AVERAGE()を用いよ。
      (練習5) 7行目に各科目毎の平均を求めよ。
              C7に国語の平均を求め、その式をD7..F7にコピーすれば良い。
      (練習6) 理科の点数に5点ずつ加点したい。どうすれば良いか。
              (ヒント: 絶対参照を用いる。
                       加点すべき点数を H4 セルに保持するものとする。)

グラフの作成

Excelは、表中のデータを簡単な操作でグラフ化する機能を持っている。 以下、具体的な例(上記の練習問題)に基づいて、グラフを作成してみる。

  1. B3..E6のセル(長方形領域)を(マウスのドラッグにより)選択する
  2. 「挿入」-「グラフ(H)...」メニューをクリックする
  3. グラフウィザードパネルが表示されるので、まず、グラフの種類 を選択し(ここでは、縦棒グラフの「3D-縦棒グラフ」を選択)、 「次へ」ボタンをクリック。
  4. 必要があれば「グラフデータの範囲」や「グラフオプション」を 適切に指定し、グラフウィザードを完了すると、グラフが表示される。

     (練習7) 3D-縦棒グラフ以外のグラフを描いてみよ。
     (練習8) 得られたグラフおよび表をWordの文書に張り付けてみよ。
              (ヒント: コピーアンドペースト)

CSV(表の標準的な保存形式)ファイルの読み込み

「データ」→「外部データの取り込み(D)」→「データの取り込み(D)」 ボタンをクリック。 『データファイルの選択』パネルが表示されるので そこで、CSV形式のファイルを選択する。その後、ファイルの形式に従っ て区切り記号などを指示する。

図をEPS形式に変換する方法

ExcelではEPS形式で保存できないので、Paint Shop Pro 7を用いて EPS形式に変換する。

  1. (Excel上で)図を選択し、「編集」→「コピー(C)」メニューをクリック
  2. Paint Shop Pro 7の起動 -- 「スタート」→「プログラム(P)」→「Jasc Software」→「Paint Shop Pro 7」 をクリック。
  3. コピーした図の張り付け -- 「編集(E)」→「新しいイメージに張り付け(N)」をクリック。
  4. EPS形式で保存 -- 「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリック。 『名前を付けて保存』パネルで、 『保存する場所』を My Documents とし、さらに、 『ファイルの種類』を 『Encapsulated PostScript (*.eps, *.ai, *.ps)』とし、 『保存』ボタンを押す(xxx.epsファイルが生成される)。


宿題


この文書について...

この文書はLaTeX2HTML 翻訳プログラム Version 99.2beta6 (1.42)

Copyright © 1993, 1994, 1995, 1996, Nikos Drakos, Computer Based Learning Unit, University of Leeds,
Copyright © 1997, 1998, 1999, Ross Moore, Mathematics Department, Macquarie University, Sydney.

日本語化したもの( 99.2beta6 + JA patch 4.0 (1.42) 版)

Copyright © 1998, 1999, 2000 Kenshi Muto, Debian Project.

に、さらにWin32用パッチ(99.2beta6 + JA patch 4.0 + Win32 patch 1.32 (1.42) 版)

Copyright © 2000, ABE, Osamu, Hokkaido University of Education

を用いて生成されました。

コマンド行は以下の通りでした。:
latex2html -split 3 -local_icons memo-10.

翻訳は masa-n によって 平成16年7月5日 に実行されました。



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masa-n 平成16年7月5日