引数nameは,この``定理''環境を識別するために用いる キーワードです. 引数textには,文書に出力する``定理''の実際の名前を 指定します.
ブラケット(角括弧)内の引数はオプションで, ``定理''で出力される番号を制御するために使用されます. 引数counterには,既に定義されている``定理''の キーワードであるnameを指定することで, 新しく定義する``定理''番号を一連の連続した番号として 付けることができます. 引数sectionには,節などの番号を付けた``定理''番号を 出力する場合に,そのコマンド名を指定します.
nameのキーワードを持つ \newtheoremコマンドを 文書のプリアンブルで定義すれば,その文書内では 以下のようにしてその環境を使用することができます.
\begin{
name}[
text]
This is my interesting theorem
\end{
name}
この環境は,かなり論理的です.
以下に示す例で,最終的に残っている疑問を取り除き,
\newtheorem
環境は複雑でわかりにくい方法である
ということを明らかにしてくれるでしょう.
``Jury''定理環境は,``Law''定理環境と同じカウンタを 使用しています. つまり``Jury''定理環境と``Law''定理環境には, 一連の通し番号が付いてます. 文書本体で使用する環境のブラケット(角括弧)内の オプション引数は,定理のタイトルなどを付けるのに使用します.
上の``マーフィー''の法則は,現在の節(section) 番号の付いた番号となっているのがわかります5.7. 同様に,章や小節などの他の見出しレベルと関連づけることも できます.