``ワンハーフ''スペースに
したい時には\linespread{1.3}
を,
``ダブル''スペースで文書を
書く際には\linespread{1.6}
を指定します.
通常,行間は広がっておらず既定値は1となっています.
\setlength{
\parindent}{0pt}
\setlength{
\parskip}{1ex plus 0.5ex minus 0.2ex}
この二つのコマンドは,段落最初のインデント量を零にして,
二つの段落間のスペースを増やします.
大陸ヨーロッパでは,このように段落間を空け,
インデントしないレイアウト形式がよく使われます.
ところが,このレイアウトは目次にも影響を及ぼすことに
注意して下さい.
上述のように指定すると,目次に現れる各行はこれまで以上に
もっと行間のスペースが空いてしまいます.
これを避けるためには,上述のコマンドを
文書のプリアンブルから\tablefocontents
の後に
移動させるか,使用を見送るかすることになるでしょう.
それというのも,本格的なほとんどの書籍では,
段落最初の行はインデントされており,
段落間に余分なスペースが取られることはないからです.
インデントしないようにした段落でインデントを 行いたいときには,次のコマンドを 段落の最初で使用します7.1.
明らかにこれは,\parindent
が零以外の値である
ときにしか意味をなしません.
インデントされない段落を作成するには, 段落の最初で次のコマンドを使用します.
これは,節などのコマンドを用いずに, 直接本文を書き始める際に使用できます.
たとえ行頭や行末に現れてもこのスペースを
有効にしたい場合には,\hspace
コマンドの
代わりに\hspace*
コマンドを使用します7.2.
lengthには,単位の付いた長さを指定します.
主な長さの単位を表7.5に示しておきます.
シ。、ホ・ウ・゛・ノ、マ。、ニテハフ、ヒソュ、モスフ、゜、ケ、襯好據璽垢鮴言㌔靴泙后
このコマンドを使用すると,その行で取れるだけのスペースを
生成します.
二つの\hspace{\stretch{
n}}
コマンドが
同じ行に現れた場合,引数nに指定された数値に応じた
スペースが取られます.
このコマンドは,通常二つの空行の間で使用します.
もしページの最初もしくは最後でもこのスペースを
取りたい場合には,\vspace
コマンドの代わりに
アスタリスク付きの\vspace*
コマンドを使用して下さい.
ページの一番下の端に文章を出力したり,ページの中央に
出力したりするために\pagebreak
コマンドと
一緒に\stretch
コマンドを使用します.
文章が\ldots \vspace{\stretch{1}} この文章は,ページの一番下に出力されます.\pagebreak
一つの段落中の行間やtable環境の各行の 間隔を余分に空けたい場合には,次のコマンドを使用します.