情報活用基礎(2001/07/09)

講義資料バックナンバー

今日の授業内容

• フロッピーディスクの使い方
• データ量
• プレゼンテーション(第2回)

フロッピーの取り扱い

フロッピーディスクは、

• 大切なデータのバックアップをとっておきたい時
• 異なるコンピュータ間（例：家のコンピュータと学校のコンピュータ間等）でデータを持ち運びたい時

などに、活躍します。

最近のフロッピーディスクは1枚あたり1.44MB（メガバイト）のデータを書き込むことが出来ます。このデータ量については後ほど勉強しますが、データとしてはあまり多くない量です。従って、大量の画像ファイルや音声ファイルなどを一枚のフロッピーに保存することは出来ません。しかし、皆さんが作ったホームページやプレゼンテーションのスライドなどを保存しておくには十分です。

フォーマットの種類

フロッピーにデータを書き込むには書き込む前にフォーマットという作業を行わなければなりません。生協やコンピュータショップなどで売っているフロッピーディスクは、あらかじめフォーマットされているものもあり、一般的に以下の3種類に分類されます。

1. Windows/DOS　フォーマット　（センター推奨）
2. Macintosh フォーマット
3. 未フォーマット

サイバ−メディアセンターのシステムでは、１のWindows/DOSフォーマットが推奨されています。生協などでディスクを買う際には、注意してください。

フロッピーの使い方

使う前に

• フロッピーの裏側にある書き込み禁止つめが、
  • 「閉まっている」・・・データ読み書き可能
  • 「開いている」・・・データ読み出しのみ可能、書き込み不可
• 上のフォーマットの種類で2,3に該当するもの、またはエラーが出る場合はフォーマット（初期化）が必要です。「センターメニュー」→「ユーティリティ」→「ディスクのフォーマット」を実行し、「1.44MB FDのフォーマット」を選んで「フォーマット開始」をクリックしてください。（フォーマットを行うとフロッピー内の全てのデータが失われます！！）

挿入の手順

1. フロッピーディスクをドライブにいれる。
2. デスクトップ上の「フロッピー0」のアイコンをダブルクリックする。

ファイル操作

1. 「ホームディレクトリ」をダブルクリックし、ファイルマネジャを起動する。
2. マウスでファイルをドラッグ・ドロップする。

注意！！そのままドラッグ・ドロップするとファイルを移動、つまり元のファイルがなくなってしまいます．コピー元を置いておきたいときには、ctrlキーを押しながらマウスを操作します。

取り出しの手順（必ず守ること！！）

1. フロッピーの内容が表示されているファイルマネジャを閉じる
2. 「フロッピー0」のアイコン上で「右クリック」→「デバイスをイジェクトする」を実行（エラーらしきものが出るが無視する）
3. ドライブの取り出しボタンを押す。

この手順を守らないと、ログアウト時に「SaveYourSelf...」というエラーが出ることがあります。このエラーが出た場合は、以下の手順で回復してください

• 「センターメニュー」→「環境設定」→「全ての設定を初期化（危険！！）」を実行する。
  

自宅のパソコンがWindowsやMacintoshで、テキストファイル(html も含めて)を交換する場合は、文字コードの違いに気をつけること（センター(Linux)はEUCコード、WindowsやMacはシフトＪＩＳコード）。詳しくは、以下のページへ。

5月28日講義資料（コード変換）

データ量

コンピュータの中のファイルのサイズはバイト（Byte）という単位で管理されています。文字に関して言えば、半角英数文字1文字は1バイト、全角漢字文字は2バイトと数えられます。ファイルマネジャの「詳細」を押すと、ファイルのサイズを見ることが出来ます。

大きな量に対する単位としては以下のように数えられます（正確には2のべき乗で数えられる）。

• １KB（キロバイト）≒1,000B　 （正確には2^10(＝1,024）B）
• １MB（メガバイト）≒1,000KB （正確には2^10(＝1,024）MB=2^20B）
• １GB（ギガバイト）≒1,000MB （正確には2^10(＝1,024）MB=2^30B）
• １TB（テラバイト）≒1,000GB （正確には2^10(＝1,024）GB=2^40B）

身近な例としては、

• 普通のテキストメール一通・・・2〜3KB
• ホームディレクトリの容量制限・・・２０MB
• メールボックスの容量制限・・・２MB
• フロッピーディスク・・・１．４４MB
• CD−ROM・・・６５０MB
• ZIPディスク・・・１００MB
• MOディスク・・・２３０MB、６４０MB

等があります。覚えておきましょう。

プレゼンテーション（第2回）

プレゼンテーションの第2回目です。

課題：高速ネットワーク時代 [詳細]

Topic 1: グループ5-5　プレゼンテーションHTML版を見る

Topic 2: グループ5-6　プレゼンテーションHTML版を見る

Topic 3: グループ5-7　プレゼンテーションHTML版を見る

Topic 4: グループ5-8　プレゼンテーションHTML版を見る

聴講者は各プレゼンに対しアンケートを書いてください．また、簡単な感想、わからなかったところ等をメモしておくこと。宿題に関係する。

プレゼンテーションの課題(第4回)

「情報社会」 (←クリックせよ)

担当グループ： 5-13, 5-14, 5-15

発表日： 9月10日(月)

注意：

• グループ間で話し合い，4つのトピックを重複しないように決定しなさい．
• グループ代表者は，発表1日前までに，中村 (ie-014nm@ecs.cmc.osaka-u.ac.jp) まで，プレゼンテーションファイルをメールに添付して送信しなさい．添付の方法は5/28の講義資料を参考のこと．

今日の宿題

1．今日の4グループのプレゼンテーションを相互評価せよ。

• 質問…ここがわからなかった
• アドバイス・・・ここをもう少しこうすれば良い　など

４つのグループについて数行ずつで良い。以下の宛先にメールすること（中村宛てではない！！）。

情報活用基礎第５教室メーリングリスト：　katsuyou-hus5@ecs.cmc.osaka-u.ac.jp

2. 情報活用基礎の感想

これまでの情報活用基礎の授業に対する感想を、400 〜 500 字程度で自由に書いてください。授業担当教官に電子メール (テキスト形式) で提出してください。しめきりは 7/16(月) 5:00pm です。

なお、提出された感想文のうち数点を、サイバーメディアセンターの広報紙 (サイバーメディアフォーラム) に掲載する予定です。もし掲載して欲しくない場合は、「サイバーメディアフォーラムへの掲載を希望しない」と明記しておいてください。

夏休みの宿題

• ホームページの更新

  9/4 (火) 〜 9/8 (土) の期間に、みなさんのホームページコンテスト (ホームページの相互評価) を実施します。そこで、夏休みの間に、 自分のホームページをできるだけクールなものにしておいてください。

• Applix ワードによるレポート作成

  いくつかのテーマ (7/9 中に情報活用基礎のページ に掲載します) から好きなテーマを一つ選んで、レポートを作成して ください。A4 用紙で 3 〜 4 枚程度で、印刷したものをサイバーメディ アセンター 1 階のレポートボックスに提出してください。しめきりは 8/31(金) 5:00pm とします。レポートの作成には、Applix ワー ドを使用してください。

中村：

ie-014nm@ecs.cmc.osaka-u.ac.jp

Copyright to Masahide Nakamura, Cybermedia Center, Osaka University
masa-n@cmc.osaka-u.ac.jp
http://webserver/~masa-n/
(Last Updated on 2001-07-08 23:33:32)